20歳でブンデスデビューの伊藤達哉がJを挟まずドイツ挑戦を選ぶまでの道のり

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初先発を飾ったハンブルグの伊藤達哉が、圧巻のパフォーマンスでドイツ人の心をがっちりと掴んだ。

9月30日に行なわれたブンデスリーガ7節のブレーメン戦。トップデビューを飾った前節のレバークーゼン戦は途中出場だったが、この日は左ウイングとして試合開始からピッチに送り込まれた。すると、前半から積極的な仕掛けを披露し、堂々たるプレーで観客を魅了。単騎でかわす場面もあり、左サイドからのクロスで好機を演出すると大きな歓声が湧いた。足の痙攣で惜しくも53分にグラウンドを去ったが、欧州のトップリーグで確かな存在感を示したのは間違いない。

ホームゲームでサポーターを湧かせた20歳の若武者は、東京五輪世代でもある。しかし、アンダーカテゴリーで日の丸を背負った経験もなく、日本で彼の名を知る者は多くないだろう。では、どのような歩みで欧州に活躍の場を求めたのだろうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00030646-sdigestw-socc

柏育ちのアタッカーがドイツの地で躍動

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遡ること、4年前。高校1年生だった伊藤は小学校時代から所属する柏のU-18チームに在籍していた。当時は個人技以外の部分がまだまだ未熟。プロになるために多くのことを学ぶ必要があった。そこで当時チームを率いていた現・柏指揮官の下平隆宏監督は、伊藤に基礎技術や戦術理解を徹底的に叩き込んだ。そして、迎えた高校2年生の春。2014年4月に行なわれたアル・アインインターナショナルジュニアチャンピオンシップで目を見張る働きを見せる。ハンブルグ戦ではMOMを受賞し、チームは準優勝ながら大会のMVPにも輝いた。

これで自信を得た伊藤は日増しに成長。ポゼッションスタイルのサッカーを嗜好していた柏に於いて、個の力で攻撃に変化をもたらせる数少ない選手として違いを示した。「柏ではちょっと異質な存在」。最終学年になる頃には、下平監督も細やかなタッチで相手を剥がしていく伊藤の成長に大きな可能性を感じていた。

すると、1年前の大会で対峙したハンブルグからオファーを受け、7月にはU-19チームと契約を締結。柏日体高を特例で卒業し、夏に海を渡ったのだ。

渡独後も順調に成長を遂げ、今年はU-23チームに引き上げられた伊藤。そして、怪我人の続出というチーム事情もあり、リーグの序盤戦でトップデビューを飾る機会を掴んだ。今後も順調に出場機会を増やしていけば、トップ定着はもちろん、日の丸も見えてくるだろう。新進気鋭のアタッカーが、東京五輪の舞台に立っていても何ら不思議ではない。

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ハンブルガーSVは次節、ヴェルダーと対戦する。

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